このレビューはネタバレを含みます
テレビでもネットでも、あらゆるところで面白い面白いと聞くので女3人で観に行ったが、全員の感想は「つまらない」だった。最初から最後まで彼氏が不潔で最低なアル中だったので、不快感しかなく、ラストシーンも「当然でしょ」と思ってしまった。そんな男を愛し続けるガガ演じるアリーにも一切の共感は無く。
仮に脚本が稚拙だったとしても推しポイントである曲がよければ良いものを、期待していただけに大したものではなかった。よく「ボヘミアン・ラプソディ」と比較する人がいるが、クイーンの珠玉の名曲に比べたら足元にも及ばないレベルだ。
レディーガガはなぜこのオファーを受けたのか?ブラッドリークーパーは、本当にこの脚本・演出で良かったと思っているのか?
が、見る人によっては「面白い」と感じるようなので、未視聴の人は自分が『どちら側』の人間なのか確かめるためにも、ぜひ映画館へ足を運んでほしい。
また、レディーガガの歌唱力は確かなものなので、彼女の歌を大音量で聴きたい人にもおススメ。