バーレスク観たときとほぼ同じ感覚。
レディーガガの凄さ、ブラッドリー・クーパーの魅力だけが映画から飛び地になっている感じ。それは2人のパフォーマンスが素晴らしいのと対比的に(いや素晴らしいからこそどうしても)、内容が薄いと感じてしまったからだろうなと。
要するに、彼らのパフォーマンスに耐えうる脚本がないのであれば、それはあえて映画という形式を使う必要がなくて、コンサートやショーでいいんじゃないか？っていう…
確かにこういった形を取ったからこそ「Shallow」は生きたと思うし、楽曲自体はどれも良かったと思うんですが、その感想が第一番に来てしまうとすれば、これは映画というよりも壮大なミュージックビデオだったと言わざるを得ないと思うんですよね。
勿論映画という枠組みを規定するつもりは毛頭ないし、あくまで好みという話なんですが、個人的には内容の質をもう少し期待してしまいます。
