紅

アリー/ スター誕生の紅のレビュー・感想・評価

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)
4.3
最初は単純にアリーが自分の殻を破りジャックのおかげで大スターの仲間入りをし、挫折と苦労を味わいながら成功していく話だと思ってみてました。
高校生の私にはまだ読み取れない部分がたくさんありました。
なんでこんなことで喧嘩しているのか、なぜ泣いているのか、なぜ急に仲良くなるのか。
だんだん狂っていくジャックを見てると辛くなった。それをアリーが「It's OK.It's OK.」と言ってるのも辛くてたまらなかった。日本語では「大丈夫、大丈夫」って訳されてるけど切なすぎた。
ジャックは本当にアリーを愛しててアリーはジャックを愛してて、けどどこがですれ違ってしまう、同じ方向を向いているのに。どこで何があんなに辛い結末にしたのか、何が正しいゴールなのか、1回見ただけではまだまだ足りない。
本当に愛し合っていて素晴らしい夫婦だった。何回でも見たいと思った。今思った感想とは違うように見えるんだろうなと思った。大人になってもまた見たい。
最後のアリーの、ガガの歌は、声を出して泣いてしまった。音楽ってすごいなって思ったし、あの曲があればアリーは誰よりも強く生きていけるなって思った。歌い終わった顔がとてもかっこよかった。
紅