ねこた

21世紀の資本のねこたのレビュー・感想・評価

21世紀の資本(2017年製作の映画)
3.5

原作は未読。現在に至るおよそ300年の歴史を、資本格差の観点からダイジェストで辿る。どこかコミカルな映像がサクサク進むので、専門家の解説を聞きながらでも飽きずに見終えることができた。

偶然ババを引かされた多数派の目が、国際資本主義システムそのものではなく、宗教や人種の異なる身近な攻撃対象に向かっているとの指摘が悲しい。

GAFAなどの巨大IT企業や資本家への適正な課税が進むことを祈りつつ、私はちまちま寄付活動を続けます。
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