たけこ

ワンダー 君は太陽のたけこのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.3
本編3〜4回くらい泣けました。
主人公のオギーだけの視点じゃなくて、サブの登場人物の視点にも焦点を当ててくれるので人物に深みが出ました。

ティーンエイジャー独特の悩みや人間関係の移り変わりなど、根拠と少しの感情が織り込まれて共感できる。

共感できないシーンは
「よし、じゃあ110ページのキスシーンの練習から始めよう。」
「だって僕今とっても君とキスしたかったから。」
この台詞は度肝抜かれた。ジャスティス怖えよ。シンプルに引くわぁ〜

でも、主人公のオギーの顔が変じゃなくても普通に面白いストーリーやと思った。

こういう偏見がメインテーマの映画(例えば黒人差別)の映画で感動しちゃうのは、自分の根底に差別の認識があるからなんかなぁ。何で感動するんやろ。

主人公役のジェイコブ・トレンブレイは「グッド・ボーイズ」にも出てるから、今感動して余韻に浸っている人は「グッド・ボーイズ」を見て180度感情揺さぶられてしまえ。
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