指の小指

ワンダー 君は太陽の指の小指のレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.5
生まれつき遺伝子疾患が原因で顔が変形しており、27回の手術を受けているオギーことオーガスト・プルマン。彼が初めて送る学校生活を描く。

今日は「こどもの日」ということで、この作品をチョイスしてみました。そして昨日が「スターウォーズの日」だったのも運命を感じます☀️💫

物語は秋の始業式から始まり、ハロウィン、クリスマス、新年を迎え、サマーキャンプ、そして修了式へと一年を通して登場人物達それぞれの変化も丁寧に描かれています。

オギーの家族、ジャックやサマー、ジャスティンにミランダ。出てくる皆が素敵で、作品同様スターウォーズをネタにするなら「ジュリアンの中には…まだ善の心があります。」と言いたくなりました。彼の両親は漆黒のダークサイドに見えたけどな💦

ジャックがジュリアンを殴り、理由は話さず涙するシーン、ヴィアとおばあちゃんのシーン、エイモスとオギーがハイタッチするシーンには泣かされました😢

「オギー」「ヴィア」「ジャック・ウィル」「ミランダ」の幕構成も、校長先生が話す“二面性”が効いていて、どちらか一方だけの見方だけでは本質が見えないことがあるのもよく表現出来ていたと思います。

“人をいたわれ。みんなも闘ってる。相手を知りたかったら、やることは1つ。よく見ること。”
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