maicom

ワンダー 君は太陽のmaicomのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
5.0
私はたぶん人よりもけっこう身体障害に対して、そしていわゆる感動ポルノに対して、いささか緊張するほうで、それが自分の課題でもある。
明らかに人とは異なる見た目に、全く意識を向けず他の人と同じように接することなんてできないと思うし、かと言ってそれを理由に不当な扱いを受けるなんてことがあってはならない。
普通だが普通ではない。この点においては人間すべてがそうだと言える。

この映画はそのバランスがとても良かった。

彼がどうしようもなく家庭の太陽であること、周りの人間は惑星かのようであること、特別ではなくだれにでも起こる人間関係の問題、周囲の人間にフォーカスした見せ方、などなど、とてもよく考えられた映画だと思った。

(ミランダが雑に描かれていたのはなんだったんだ?)
maicom

maicom