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ワンダー 君は太陽のsaeのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.2
誰もがそれぞれの人生の主人公で、みんな何かと闘って生きているんだ。家族の優しさと強さをみて、これこそが愛なんだと感じた。何があってもオギーの味方でいてくれる家族の存在があったからきっとオギーも心は折れつつも強くいれたのかな。
何においても普通とはって考えると難しい。
私もオギーみたいな見た目でいたら、きっと誰かから優しさをもらったところで疑ってしまいそうだな。嬉しくても信じきれずに突っぱねてしまうかも。
親切が親切を呼ぶけどその行動を起こすひとり目になるのは少し勇気がいることだとこの映画を観て思った。現実でも誰か知らない人が助けを求めている場面で、ちらちらと気にはするけど何をするでもない人が多く、誰かが行動を起こせばそこから良い連鎖が起こると感じる。私も人のこと言えないところがたくさんあるからこそ染みた。正しい事より親切な行いをする。格言がどれも素敵だったな〜。(最終的に)周りに流されず自分の意思で行動を起こしたジャックとサマー格好よかった。
人は見た目で判断せずに中身をちゃんと見ようって昔からよく言われてる事だけど、分かっていてもちゃんと出来る人って少ないんじゃないかな。色々と考えることができて本当に観て良かったと思える映画だった。
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