先天性疾患から周りと違った顔を持つオギーの成長物語。
と、同時に彼を取り巻く人々の物語でもありました。
小学5年生になるまでに27回も顔の手術を乗り越えてきただけあって、とっても強い心を持ったオギー。
小さな男の子へ向けられる容赦ない目線や意地悪な行動には胸が痛くなったけど、友達も出来、持ち前の頭脳とユーモアで徐々に学校生活を楽しめるようになっていくオギーの姿は見ていてたくましさを感じました。
オギーにかかりきりの両親と、いつも両親から後回しにされるお姉ちゃんヴィアの描写もありました。
いろいろ思うところはあるだろうけど、傷ついた弟に「わたしたちは親友同士」って言えるの、なんかあったかいな。私だったら言えるだろうか...(いや言えない。)
作中に登場する女の子サマーとの雪遊びシーン、そして初めて出来た友達ジャックと共に闘うシーン(←動きとかホント面白い!)がすごく好きな場面でした。
映画のメッセージはおそらく普通に見えてもそうじゃなくても普通なんてない、みんな色々抱えてるけど乗り越えて行こうってかんじかな。
人は見た目じゃないよって話なんですが、お姉ちゃんヴィアと親友ミランダめちゃくちゃ可愛いですよ。
あとジャック役のノアくんはイケメンに育つだろうなって思いました。