映画予告では実はあんまり見ようと思ってなかったもの。
ただ不遇な男の子の話でかわいそうな気持ちになって泣く映画なんじゃないかって思ってたから。
実際見たらもちろん切ない気持ちになるところもあるんだけどそれだけじゃなかった!
この主人公の話が流れるだけの構成ではなくて、
この映画に出てくる何人かの視点で話を進めてくれる。
それが本当によかった!
それによって、どの視点でも共感や思うこと、考えることがあってそれによって同じ事柄でも色んな見方ができる。
人の気持ちを学べるとてもいい映画です。
主人公のお姉ちゃんの
いつも自分の話だと思わないで!
ってセリフがとても色んな想いが込められてて、
主人公の気づいてない自分の恵まれているところを指していて
すごく印象的でした。
子どもの話は大人にはとくに心に響くわ笑
かわいい!
狭い世界(学校)で生きるってほんとに大変だよね。
楽しいこともあっただろうけど、私は嫌な印象が大きいかな。
でも、その中で起きた嫌な経験とか、思ったこととか、そうゆうものの方が今の自分のよいところも形成してくれていると思う。
この主人公みたいに大それた話にはならないかもけど、
自分の物語をきちんと自分の足で生きていこうって気分になった映画でした。