ナディア同様に、2018年のノーベル平和賞を受賞した医師のドキュメンタリー映画
無法地帯のコンゴ。
特に女性にとってはレイプ被害が日常茶飯時。
ただのレイプではなく、想像するだけでもむごたらしい被害
レイプだけではなく殺人も多発。
法治が機能していない政府の責任が重大であると感じる
そもそも政府自体がこういった犯罪を取り締まろうとせず放置している
そりゃ犯罪もはびこる
この映画はそういった被害にあった女性を治療する医師の話だが、この医師自身、政府から圧力かけられてスピーチを中止させられたり、殺されかけるといった目にあっている
まさに危険と隣り合わせの命がけの行動で、命がけで女性達を助けようとしている姿は尊敬する
日本では中村哲医師を思い出した。
医師としての治療の活躍はもちろんのこと、世界にそういった状況を発信しするといった意味でもこの医師の存在は大きい
ナディアは悪いわけではないが、ナディアの映画自体は表面的なことしか描いていない。
一方本作については医師自身の考え方なやコンゴという国の現場がよく分かりとても本質をついた映画となっていると感じた
こういった映画は日本でも教育現場で流すなどしてもっと世界で知らしめて欲しいものだ
命というものの大切さを改めて感じさせられた映画である
5/6