女を修理する男の作品情報・感想・評価

女を修理する男2015年製作の映画)

L'homme qui répare les femmes: la colère d'Hippocrate/The Man who Mends Women

製作国:

上映時間:112分

4.1

あらすじ

「女を修理する男」に投稿された感想・評価

marooo

maroooの感想・評価

3.0
ドキュメンタリー。
すごい現実に目を塞ぎたくなる。
でも、そこに生きる女性たちは力強く、明るく、連帯していた。
抑圧される側は、なにもせず受け入れてきたわけではない、そこには常に抵抗がある。
そしてこれを見るときに、なぜこの国は……とか、途上国は……とか、カテゴリー化して、くくって、自分たちとは違うものとして見てはいけないとおもう。
女性に対する性暴力に通じる思想は日本にだってあるし、それを受けている女性もいる。
私たちの心のなかにもそれがあるという前提を自覚する必要があるとおもった。
性暴力とは性欲を満たすためではなく、その人心や身体を破壊するための武器の1つ。
それを知らなかった、、、

肩を持つわけではないけれど、
性暴力を犯した被害者の男性陣もどこかで社会の被害者の1人であって、そんな被害者がまた被害者を生み出してしまう。
そんな社会的構図が見えました。正しい教育。国民のために国を導いてくれるリーダーが必要。
そのために同じ地球に住む日本人が手助けできる事があるのかな?
探していきたい。
Kedjenou

Kedjenouの感想・評価

4.2
ショックな映画です。知らないことに目を開いてくれるのも、映画の大事な役割です。

こんなに恐ろしいことを人間がしている、しかもそれが20年以上も続いている。恐怖と不正義の支配のもとで生きていくのは、どんなに厳しいかと想像するだけでも恐ろしいです。

映画は、そしてムクエゲ医師は、卑劣な性暴力、そしてそれを放置する(あるいは共犯?)政府と国際社会の無責任さを糾弾しています。

日本政府も、国際社会の一員としてこの悲劇を止める役割を果たすべきだと思いました(日本政府の関心が低いのは、慰安婦問題な飛び火するのを恐れているのでしょうか)。

また映画は、コンゴ東部の混乱の背景には資源収奪があると示唆しています。コルタンは携帯に使われる希少金属だそうで、私たちの暮らしもコンゴ(民)人の悲劇の上に成り立っていると感じました。
井上

井上の感想・評価

4.0
VICEやBBCでアフリカ、南米等途上国の問題を知っていましたが映像で死体やらレイプされて腸の中身がぐちゃぐちゃになってるのを見て吐きそうになりました
見下してはいけないですが何でそんなにモラルがないんだ?と思いました
教育受けておらずモラルがなく暴力へのトリガーが早い一部の人がいるのはどこの国も同じかなと思いました
金が全て資本主義の地球で例えばブラジルではJICAと政府のプロジェクトで投資家や企業が先住民、小農を殺害したり日本政府、企業が外国人実習生を搾取したり最近だとフィリピンの環境保護活動家のgina lopezさんが暗殺されたりしました
クレイジージャーニーを見るようにエンタメ気分で刺激を求めて途上国の深刻な問題を見ている意識低い日本という国の日本人の自分にも気づきました
hemuhemu

hemuhemuの感想・評価

4.0
胸がつまる内容だった。観ている途中、同じ血の通った人間が行うことなのかと目も耳も塞ぎたくなった。性暴力とは殺戮の兵器なのだとその恐ろしさを改めて感じた。日本の隅で生きてる私に何ができるだろうか?と思うけど、無関心にならず自分なりに問題について考え続けようと思う。日本だって女性の地位は他の先進国より低いし売春大国という事実を忘れてはならない。人のために汗を流してこそ人間というムクウェゲ医師の言葉が印象に残ってる。あと共生に導いてくれる指導者が必要と言ってたスピーチも…純粋に気持ちが熱くなった。内容が残酷な部分もあるけど、世界平和について考えさせられる素晴らしい作品なので、1人でも多くの人に観てほしい。最後に、コンゴの女性たちの美しさとたくましさにも震えた。
2019年8月4日(日)11時から神戸学生青年センターでの上映会にて鑑賞。友人らが企画して行ったもの。

前から観たいと思っていたのでちょうどいい機会だったのだけど、途中からの再生だったり、エンドロールが始まってまもなく明かりがついたり、目の前の人の携帯が上映中に鳴ったり、前の人の頭が影になってスクリーンが見えなかったりしたので、前の人が頭を動かすたびに右や左の下から覗き込むというかなり変な体勢になって観なければならず、つらかった。

映画の内容は、まあまあ。やや間延びした感があった。
Nana

Nanaの感想・評価

4.0
Cinema5 #1 市民上映。
2018年にノーベル平和賞を受賞されてムクウェゲさんのことを知った。
家族、地域、全てを破壊する最終兵器はレイプであり、昨日まで隣人だった人は民族の分断によって敵になる。
あまりにも残酷で同じ世の中で起こっていることとは思えない。。

そして、映画の最後ではレアメタルや錫などの天然資源が豊富なコンゴでは日本の大メーカーも介入して軍事勢力から大量購入している可能性があり、自分たちが普段使用しているスマホの製品の一部として使われているかもしれない点についても触れていた。

遠いコンゴの話が意外と身近な生活とリンクしている部分があるし、透明性がある商品なのかということを購入時に疑う必要があるのではと思った。

お隣のルワンダを取り上げた、ホテルルワンダも観てみたい。
日本にいるとアフリカのニュースが全然入ってこない。この映画を観るまでコンゴがこんなにやばい国だなんて知りもしなかった。事前に下調べしたけどコンゴでの性暴力問題は想像をはるかに超えていた。現代社会に生きている身として、正直信じられないくらいあんまりにも野蛮。
昔そこそこ好きだったlostprophetsっていうバンドのボーカルがファンの子供に手を出そうとして35年の懲役を受けて、当時凄い嫌悪感とショックに苛まれたけど、コンゴではもはや当たり前のように横行している。犯人も見つからない、男は黙認する、あるいはきちんと裁けない。なんでこんなことになるのって怒りでほんとやるせなくなる。

ミレニアムでよく思うけどスウェーデンで性暴力事件が多いという印象があるのは、スウェーデンにおける性暴力の定義が他の国より広いかららしい。それって女性が自分の権利を訴えるチャンスをどこよりも多くもらえているってことだと思う。いつかコンゴでも女性が権利を侵害されることなく暮らせる環境ができたらいいなと思う。
K

Kの感想・評価

3.6
被害者の受けてきた暴力に怒りを覚えた。決して他人事として終わらせてはいけないと感じた。
シミズ

シミズの感想・評価

3.0
強姦被害と、強く生きる女性たち、動く世界
コンゴの女性たちのお洋服が、全部かわいい
スピーチ、ダンス、歌う姿がとってもパワフル
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