ベンジャミンミン

未知との遭遇 特別編のベンジャミンミンのレビュー・感想・評価

未知との遭遇 特別編(1980年製作の映画)
4.5
スピルバーグの宇宙への愛がヒシヒシと感じられる映画。夢もロマンもクソもないどうしようもない世代に生まれたけど、それでも心の奥底のどこかに引っかかっている、子どもの頃にディズニーランドへ連れて行ってもらったときやサンタさんのお話を聞かせてもらったときの、確かにあの瞬間に感じた夢やロマンといった感覚が久しぶりに呼び覚まされた気がする。
現実の世界には居場所がないものの大人になっても今なお子どものころの好奇心を忘れないロイのことを少し羨ましくも感じた。そしてたぶんバリーもロイみたいな大人になるんだろうな。
一度だけでも劇場で観てみたいなあ。