喪黒福造

RAW〜少女のめざめ〜の喪黒福造のレビュー・感想・評価

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
3.7
チタンやrawを観る限り、本監督は精神と肉体の変容を巧妙に交えて、愛とジェンダーという題材を表現するのが得意なんだろうなと感じる。
それも女性を主体として、動物的というか野性的な側面をしっかりと映すため、男性がもつ理想的な女性像をしっかりとぶち壊し、男性優位の性差に対するアンチテーゼを描いてくる。
本作では人肉を食うことがセックスのメタファーとなり、少女の成長過程を革新的で猟奇的なテーマから描いているのだと思う。
喪黒福造

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