変態の、変態による、変態のための映画でした。
屋敷女やマーターズに引き続きひっさびさにエグいフランス映画を観ました。
扱っている題材は先の2作品に引けは取らないが、内容の衝撃度は若干劣るかなぁ。
オープニングからの序盤30分のおどろおどろしい雰囲気はGOOD。この先とんでも無いものを見せられそうな、不気味なタッチの画の連続はかなり引き込まれた!!
……しかし個人的にはそこからは平行線。
前評判ではどえらい演出目白押しとかなり期待値が上がるレビューが散見されたため、かなり身構えていたが案外予想の範疇内。むしろレベル低い?
カンヌで大絶賛されたとの本作。マジで評価されてる点教えて欲しいわぁ〜。随所に超意味深なショットが差し込まれるが、抽象的な芸術的観点に乏しい自分にとっては イミフな場面でしか無かった。
とは言うものの、本気でキモいシーンもあるのはありました。笑 隣に座ってた人は終始俯いてました。あと観てる途中「なんで自分この映画金出して観てんねやろう…」と複雑な気持ちになります。笑
正直もっと振り切ってエグくして欲しかったかな!
あとあんな学校に送り出す両親が1番どうかしてる…
そして劇場がわりと混んでたのもどうかしてる………