良かった!
カニバリズム系ゴア映画だが、結論から言うとむしろ後味は悪くなく非常にまとまった作品。
主人公はおそらくティーンエイジャーだが、若者の初めてづくしの体験と、不安やスリルをしっかり描いている。
10代の頃の「やっちゃいけない」という罪悪感と快感を思い出した。ただただグロい映像を追求したスプラッターではないと思った。
"食と性"というのは非常に関係性があって、実はウィキペディアに載っているほど密接な項目である。
人は、美味い肉を食べる時、恋愛をしてる時と同じくらいエンドルフィンが分泌されるという。
その興奮が、初めてのセックスの時のようにこれでもかと画面から伝わってくる。
B級には分類されるけど、"ぼくのエリ(モールス)"や"スリーデイズボディ"、"マギー"とか好きな人には満足できる作品。