東京喰種 トーキョーグールのゆきのネタバレレビュー・内容・結末

漫画原作の実写映画観たいなということで選びました。
原作は途中まで読んでいるため、キャラと内容は大体把握していました。結構忠実に内容やキャラのビジュアルを再現できていたんじゃないかと思います。コスプレ感もあまりなく、赫子やクインケのCGも良く出来ており、全然違和感がなかったところが良かったです。
カネキ役の窪田正孝さんは、最初あんまりキャラと合っていないかも？と思っていましたが、凄まじい演技力で途中からカネキにしか見えなくなってしまいました。特に飢餓感から来る錯乱状態の演技が凄かったです。
トーカ役の千眼美子さんは、キャスト発表時、1番イメージと合ってないなと思っていましたが、これまた演技の力でトーカに見えるようになってました。
また、今作のキーパーソンである笛口親子はイメージにピッタリでした。特に桜田ひよりさんの泣きの演技が良かったです。
亜門役の鈴木伸之さんはまんまだなと思うくらいしっくり来るキャスティングでした。誠実で実直な役柄をよく表現していたと思います。カネキとのバトルシーンは見応えがあってお気に入りです。
真戸役の大泉洋さんは、元々持っている独特な雰囲気と役柄がマッチしていて、癖のあるキャラにも関わらずかなり再現できていたかなと思います。
唯一、ウタさんは微妙だったかな。ウタさんはもっと怪しげで美丈夫なイメージだったので、演じていた坂東巳之助さんは少し違うかなと思いました。あまり登場場面もなかったので、演技による挽回もなかったです。
喰種としての葛藤や、人間側と喰種側の正義のぶつかり合い、それが今作の重要なポイントだと思うのですが、しっかり描かれていて好印象でした。
続編もあるようなので、それも鑑賞したいと思います。