TAKA

東京喰種 トーキョーグールのTAKAのレビュー・感想・評価

3.9
2017-123-092-031
2017.7.30 109C大阪エキスポシティ Scr.9

・面白かった!( ̄▽ ̄)b
・グール・・・哀しさが沁みる前半
熱演!窪田正孝(^_^)
・そうね・・・

原作、アニメとも全く未見です。

まぁ番宣程度の知識は入ってました。
それで、人間とグールの中間の存在となってしまった主人公が、苦悩しながらもグールと戦うが、次第に・・・
なんて話かなぁなんて勝手に想像してました。

違ってましたねf(^_^;

最初、ちょっとだけ不安に感じたのだけれど・・・
でも、面白かった!(* ̄∇ ̄)ノ

不安を吹き飛ばす秀逸の前半!( ̄▽ ̄)b

まず描かれるのは、図らずもヒトでない存在になってしまった主人公の苦悩、飢餓、そして孤独。
人ならぬ存在が人の世で生きていくことの苦悩や哀しみ。

グールの哀しみがきめ細かに描かれる前半。
沁みる。

最初は新鮮に感じた。
だけど、よくよく考えると、実はこんな風に吸血鬼だとか異形のものの目線で苦悩が描かれるってのは、比較的よくあるかな。
特に最近多い気がする。

本作では窪田正孝が苦悩する主人公を見事に演じる。
このキャスティングはびったり!
( ̄▽ ̄)b
窪田正孝、最初眼から光が消えてたんだよな。あれは凄いと思った。

そして物語は後半へ。
グール母娘の哀しみ、そして・・・

物語は怒濤のバトル空間へ!
窪田正孝くんの仮面が渋すぎます!
フワッホー♪(* ̄∇ ̄)ノ(笑)

・・・だけど正直、ここら辺りが本作の惜しいところかと(個人の見解です)

戦闘シーンで以下の部分で個人的に今一つ感を感じてしまった。
①アクションが全体的にもう一歩、いや半歩だけ迫力不足。
窪田正孝くんの演技は素晴らしかったのだけれど。
②苦悩するドラマが薄れてしまった。
③設定の説明不足。あの触手?だとか敵の武器とか、喰ったからパワーアップしたとか(でしょ?多分)。

①とも関連して最初から不満だったことがあって・・・
リゼ戦の時に気付きました。
構図。
迫力と工夫が感じられず、がっかりした。
作品自体にもがっかりしてしまってました。

だけどそこから「本当に惜しいな」と思わせてくれたのは、窪田正孝くんと、そして彼を中心としたキャストの熱演!(^_^)

特に印象に残ったのは窪田正孝とひなみちゃん役の女の子。

どのくらい良かったと思ったかと言うと、文句言った割にはスコア高いでしょ?(^_^)
傑作の予感がしたんですけどねぇ・・・

続編が楽しみです(^_^)

・・・続編あるでしょ?これ?
だって続編ないとねぇ・・・f(^_^;
佐々木希なんて、何のために出たんだか(笑)

追記。
・大泉洋さん。コスプレ感半端なかった(笑)
・書いてて思ったけど、仮面ライダーAmazons(アマゾンでなく)の中に本作のテイストをみられる気がする。
ま、本作の方が先だろうけど。(^_^)
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