木木

女性たち/女たちの木木のレビュー・感想・評価

女性たち/女たち(1939年製作の映画)
4.6
会話や電話の先に男の存在は見えてくるけど、女しか映らない最高にご機嫌映画。サロンやオートクチュールで噂や嫌味、不倫話と喋り出したら止まらない女たち。途中のテクニカラーで魅せるファッションショーが素敵だった。
プライドを捨てて爪を伸ばして、因縁の女と決着をつけ、愛しの男へ駆け出すところは最高。でも、現代の感覚だと一人で生きていくエンドがよかった。主人公が母親に耐えろと助言されて、「女性が男性に従い家財だった頃とは違う」って台詞に泣いた。
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