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ロリータバイブ責めのryotaのネタバレレビュー・内容・結末

ロリータバイブ責め(1987年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

こちらのレビューでお見かけして、懐かしさで思わず見てしまいました。いやあ、アナーキー炸裂した昭和のピンクですねぇ〜!

正直、私もわけがわかりません笑。これって難解さを考察する映画なのかもわからないです。ただ、こんな映画は今は絶対に作れないと思うし、当時のピンクパワーって、こんなんだったなあってしみじみ思う、貴重なフィルムでもあります。確か、こちらはにっかつではなく外部制作のピンク映画で、ロマンポルノとして公開されたのですよね。だからか、ロマンポルノにしてはかなり異質で、エロと同じくらいグロテスクで奇抜です。SEXシーンって一回くらいしかなくて、ひたすらバイブ責めと毒殺の繰り返しってのが、アダルト映画として見入ってしまうんですよね。昔もそうだったです。女子高生可愛くないし、棒読みで芝居なんか全くできないし(主演女優は一年で引退。。)そこにはまるで期待してないよって言い放つかのような強烈なカメラが、ちょっと好きだったりします。

言ってみれば、猟奇殺人鬼のカメラマンと、友達探してる女子高生(バイブ好き)がおかしなことになる映画で、80年代だったらアイデアとしては抜群ですぜ。ロマンポルノの尺で、映画館に足繁く通っていた中年すけべサラリーマンの度肝をぬく、怪作であることは間違い無かったでしょう。ああ、懐かしい。
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