サメ映画だと思ったらゲロ映画だった。何を言っているかよく分からないと思うが、サメよりもゲロに襲われる人間の方が画面にしっかり映るし、なんならゲロ吐かせとけばお話が成立するくらいの超理論を振りかざされてる感じさえある。
ストーリーはメインシナリオ分を作ったけどあまりにも尺が足らないからと継ぎ足された意味なしシーンの連続により、そのメインシナリオすらどこかに消え去ってしまっている。
演技に関しては悲しいことになっているが、そもそも映像としてまともなものを作ろうという気概は感じられないので、そりゃ役者さんもそうなるわ。酷い傷もなにもほぼほぼ無傷で誤魔化せてないんだから画面にいれないで頑張れ。サメは画面に入れないように頑張っているんだから(本末転倒
総合して何かを言うとしたら、これはサメ映画でもゲロ映画でもなく、ゲロそのものであるということくらいか。自分のゲロではない分、さらに不快指数は高いので注意して処理してほしい。