せ

シュガー・ラッシュ:オンラインのせのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます


ディズニー映画をメタ的に笑いにしてて良かった。ディズニーがやるべき課題は今まで作り上げたプリンセス像を壊して今の時代に必要な新しい主人公像を作ること、またはその責任が求められていると思う。
そして、今ディズニーが社会派な作品を作るのは、プロパガンダとしてディズニー映画を作り、たくさんの人を騙してきた過去があるから。だからこそ、ディズニーは先頭に立ってそう言う作品を作っていかなきゃいけないのだと思う。正直酷いものもあるけど、どんなに駄作と言われようが、炎上しようが、ポリコレと向き合い続けていることは本当に偉い。

「男がいないと女性は生きていけないと周りから思われてる?」ってラプンツェルに言われて「それってムカつくよね」ってヴァネロペが返すのが良い。ヴァネロペが、ディズニーが作り上げた女性像を壊してくれる存在って言うのがわかる。ラルフの過保護さを上手くウイルスとして蔓延させ、本人と対峙させるって言う設定も面白い。
ラルフがすごく不憫だったので彼にとっての夢も見つけられたらもっとハッピーだったかもなと思う。

結婚とか恋愛が成就するではない、男女の友情としてこの話を終わらせてくれたので良かった。
せ