YotaKinoshita

シュガー・ラッシュ:オンラインのYotaKinoshitaのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今回の作品の自分的魅力

①ヴァネロペとラルフのなんか胸がソワソワする関係

最近のディズニーってズートピア然り、「友達以上恋人未満」が好きなのかなと思った。笑
ラルフの必要以上にヴァネロペに執着心を抱いていしまう気持ちはまさに恋人のそれだと思い、何となく共感してしまった。男の惨めなところだなと。笑

最後のシーンはグッとくるなあ。

②目には見えないインターネットの世界観をディズニーらしく表現

目に見えない世界観をこうも鮮やかに表現できるのはさすがディズニーというように思う。複雑なネットワークの仕組みを端的にまとめて表現していて、誰でもわかりやすく出来ていると思った!
その反面、もっとスピードを表現出来たのではと思うところもちらほら。そんなこと言い出すと色々出てくるだろうし、表現の問題なので、とりあえず総体的にかなりまとまりがあって良かった。

③「ディズニーらしくなさ」をあらゆる演出で表現

今回の映画はディズニーの中でも邪道だ!ということをかなり強調していたと思う。大きな括りでいえば、「多様性」を受け入れるような映画と言えるため、最近の作品としては特徴はないとなるが、今回はその多様性の括りの中でも趣向性の面に特化していると思った。
ディズニーのプリンセス観をめちゃくちゃ意識して広げていた辺りも見どころであったと思う。

インターネットの無限に広がるワクワクするような感じと、ヴァネロペ&ラルフコンビに心温まる絆が印象的な映画でした!
次回作とか出ないのかなあ、ゲーセン潰れるみたいな感じで出来たら面白いけどなあ。