【概要】
とあるギャング同士の取引場にて何者かの狙撃によりその場のギャング大勢が殺される事件が発生する。犯人はサイクス(セガール)という昔に妻と子をギャングの銃撃戦に巻き込まれ殺された軍人であることが判明する
彼はそれ以降平和を乱す犯罪者どもを自らの手で裁く自警団となっていた。
そんな彼をとある捜査官達(ルイスマンディロア他)とサイクスの元同僚にして彼の過去を知るFBI 捜査官ポーターが追い詰めていく。
【感想】
セガールによるパニッシャーの設定まるパクリヴィジランテ映画かと思わせてなんじゃこりゃ?!な映画
どうして後半こんなことになったんだ?! 笑
作品に味を出そうと変な混ぜかたしたせいでどえらい急降下をしていく作品でした
考察の余地を残したかったのかな?
そんな内容じゃないだろ!それをしたいなら別の脚本でやれや!💢
個人的には以下のやり取りが良かったです!
セガール「このくにはどの町に行っても強盗や殺人で溢れている。他国の不正義は許さないのにおかしな話だ」
ポーター「俺たちは法律を守る誓いを立てたはずだ」
セガール「法律が正しいとは限らない。間違いは訂正すべきだ。
奴隷制度と同じだ」
ポーター「あんたの世界における善人と悪人は誰が決めるんだ?」
セガール「裁判官や陪審員や軍法法廷だが変化のためには誰かが始める必要がある」
セガール「俺はスポーツを愛し記念日を大事にした。スピード制限は守り税金も払った。一方君には美しい妻とかわいい息子がいた。愛すべき存在だ。だが君は酒に溺れ家族を裏切り女と言う女と片っ端から寝ていた。俺は精一杯国のために仕えた。それなのにある日おれは奪われたんだ何の罪もない妻をだ!
君の妻が去ったのは自業自得だろう?
俺が悪人というなら君は何だと言うのだ?」
ここまでめちゃくちゃカッコいい!
がその返しが
ポーター「あんたの暴走を食い止める男だ」はぁ?(-'д-)
この手のヴィジランテものに出てくる復讐やめなよとか抜かしたり自警団の主人公とめにかかるやつはどいつもこいつも共感できないイライラキャラしかいない
逆にお前らが正しいと思っている法律はなぜ正しい正義だと言い切れるのか?
自分が大して知りもしない、あったこともないやつが考えた法律とそしてそれを運用する裁判官たちを
大勢がそのルールに従うことで平和が…というのも一理はあるがそこに信念、理念も自分の考えもない
あるのは無機質にただ駒として動かされているだけにすぎないようにしか感じない
とにもかくにも変な映画でした
ここら辺のセガールはもうダメだねぶよぶよでナイフさばきもなんかね…
中盤の銃撃戦2シーンは良かったです!
この調子でラストまで行ってくれれば無難だけども良かったのに…
あ~あもったいなー