2016年10月1日公開。 監督は江本純子。
劇団「毛皮族」を主宰する江本純子が、自伝的小説「股間」を自身の初監督作品として映画化した作品。
レズビアンの劇作家が劇団を立ち上げて、熱く演出したりクンニリングスしまくったりするお話。
恋愛がままならない男子として、『アデル、ブルー~』 『リリーのすべて』 『キャロル』なんかは全然楽しめなかったのだが、これは最高に面白かった!
一応レズビアンものなのだが、主人公のリビドーが完全に男と同じなので違和感がなかった。 セックスしたくて土下座したり、隙あらばどこでもファックしようとしたりとか、ケダモノっぽさリアルだった。
劇団立上げと恋愛の始まりからスタートして、そこからのストーリーも面白かったし、90分という長さも飽きなくてちょうどいい。 うら若き女性たちが下着姿で走り回ったり絶叫したり、水かけあってはしゃいだりする様も、キラキラしてます。
映画の中で行われてる演劇は全然理解出来なかったけど、青春、恋愛、クリエイターとの葛藤を描いた映画としてすごく楽しめました。 青春映画ですね。
お金かかってないところや、ほとんど知らない女優さんたちばっかりだったもの好感が持てました。 監督の次回作が楽しみです。