赤髭

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアの赤髭のレビュー・感想・評価

3.5
気持ち悪い…
不愉快をとことん見せつけさせられる、不思議な作品、

心臓外科医のスティーブンがある男性を手術の失敗により亡くなってしまう
その子供マーティンを罪悪感から面倒を見てるが、ある日
僕の父を殺したのだから、あなたの家族の中の一人の命をもらう
と宣告されて、家族が不思議な現象に襲われるお話

ギリシャ神話をベースに現代風にアレンジされた作品らしいが、だからなに⁉️
わけわからん展開が続く

とにかく、不愉快な演出のオンパレード‼️
カメラワークからBGM、展開とこれでもかと襲ってくる
しかし、これが癖になる、どんどん物語に引き込まれる

登場人物もほぼ腐ってる 

まずはマーティン 父の事は同情するが
やる事なす事頭がイカれてる
まぁ事情が事情なのでわからなくはないが…
胸糞レベルはまだまだ可愛い方 
パスタの食べ方だけは不快すぎる😖

自信過剰の心臓外科医のスティーヴン
自己犠牲のカケラもなく、自己中心、周りが見えなくなり糞行動を繰り返すプライドバカ高うんこ野郎、父親の資格なし‼️

嫁は子供の事より自分の事、
助かりたい一心で、馬鹿夫に媚は売るは、マーティンに媚び売るは、子供の気持ちのカケラもわからない糞女
ラストの黒ドレスを着る演出は…😰

姉も自分だけを考える、母そっくりの自己中
発情糞女
もし死んだら音楽プレイヤー頂戴
のセリフに…😰

唯一の救いは弟君、反抗期で憎たらしいが
父を尊敬し、最後まで父を信じている聖人
唯一マーティンになびかない、聖なる目でマーティンの真相を見抜いてる
髪を自ら切り、庭の水やりをやろうとするシーンは、後々、涙が止まらない あんな糞親父の為に
いい子になる事ないよ🥺
この弟君と家族のラストまでの演出に監督が伝えたい事が集約されている気がする

本当に大切な事は何か、人として恥ずかしくない生きかたとは、容赦ない演出で見る者に投げつけてくる‼️

独特のカメラワーク、癖になる不快な音
監督のセンスについていける名優達
わけわからん芸術的作品
カンヌで賞を取るのも納得の傑作でした♪
赤髭

赤髭