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きんいろモザイク Pretty Daysのマックスのネタバレレビュー・内容・結末

きんいろモザイク Pretty Days(2016年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

優しい世界に触れ合えるそんな心が和らぐような劇場作品だった。

この話では綾が話の中心として語られていて、大まかに高校受験の時の昔の話、そして学園祭の話と過去と今の話という対比的な構成になっている。

ここで素晴らしいなと感じたのは過去の綾は転校生として新しい学校生活に不安を抱えたり、受験の時期では親友と同じの学校に行きたい気持ちと先生や両親から勧められた学校に行くかと悩んだりと常に何かに悩んでたり、不安を抱えてたりしている。それが最後には「この学校に来て良かった」と満面の笑顔で言うところは心にグッとくるものがある。

また、普段では見られない忍の一生懸命に真面目に何かに打ち込む姿はファンから見ても驚きや新鮮さを感じた。

この心温まる世界を「グリザイアの果実」や「Rewrite」といったある意味殺伐なアニメーション作品を最近監督してた天衝監督が指揮してると思うと監督の引き出しの多さに脱帽する。(もちろん、きんいろモザイクの方を先に監督してるのは知っているが)

また、この心地よいアニメーションが何らかの形で見れることを応援してる。
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