ともちん

ギフト 僕がきみに残せるもののともちんのレビュー・感想・評価

4.5
ALSの父親の息子に送るビデオダイアリーを元に作成したドキュメンタリー映画。
人が何もかも失う時、最期に残るのは崇拝神ではなく自分自身の信念や愛。人間の本質のようなところに素手で触る感覚に近い。

「夫婦2人の生きる目的が変わってしまったのだ。」という妻の言葉にもまだ未消化だが考えさせられた。

自分が愛する人が動けなくなった時、それでもその人が光を失わない時、自分は何をして何を思うのか。自分の心の底を覗き込まれた気持ちがした。
ともちん

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