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ギフト 僕がきみに残せるもののtoのレビュー・感想・評価

5.0
彼は生きている、伝え切れないほどの愛を伝えるために
この涙は本物で、全てが胸に突き刺さりました。

絶対見て欲しい映画がひとつ増えた
______
善人であろうが信仰を常に持ってても
そんなもの関係なく地獄に突き落としてくる
でも彼は、それさえも糧にして残された命を燃やし切ろうと
周りを巻き込み、同じ病ALSを持つ仲間に希望と生きることへの力を与え続けている
そして今、ビデオで語りかけてきます
この映画にどうして点がつけられるだろうか。どうして評価できるだろう。

死への宣告を受けて、本人は、家族はどう受け止めれば良いのか
神に祈ろうが、泣きつこうが
家族が嘆こうか、不安に押し潰されようが
死は決して逃してくれない。

文字通りno hope
僕たちは、絶対無理って経験どれだけあるだろう?でもそれを逃したって決して終わりなわけじゃない
彼はどうだろう。


ヒーローと惨めな患者
しかもその両極を行き来してる

こんな夜更けにバナナかよ
とは異なった立場
彼には残したものが多すぎる


家族も本人も語れない本音も伝え切れない気持ちも沢山あって
溜まっていく心労、
互いに疲弊していく、、、苦しすぎる
死を選ぼうか?
95%の人は延命を選ばない
お金と24時間介護や必要、そして心
彼は息子がいるからこそ心を保つことができたし、逆に子供がいるからこそ心が疲弊しただろう。
短い人生で、何を大切な人のために残せるだろうか?
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