感動8割、怒り2割
犬と人間の心温まるストーリーに深く感動できる一方で、身勝手な理由で動物を邪険に扱ったり、捨てたりする人間もリアルに描かれており、かつ特に彼らが改心するわけでもないので、そのことに対してやや胸糞の悪い気分になった。
犬視点で犬の人間に対する純粋な思慕を表現しているため、人間の汚さが余計に目立っているのかもしれない。
ただ、ストーリーは本当に感動的で、犬が好きである、または犬を飼ったことのある人であれば感涙必至のものとなっている。
また、映画に出てくる犬達はどの子もみんな可愛らしく、犬としてとても自然な演技を見せているため、それを見るだけでも満足がいく犬映画だった。