王道の動物もの。だけどめちゃくちゃ泣ける。
何回も転生する間、それぞれの飼い主とそれぞれの愛情を育むベイリー。
何気にひどい飼い主ばかりではあったけど、だからこそイーサンとの相性が引き立った。
長い年月でイーサンの事を忘れていたベイリーだったけど、思いがけず懐かしいにおいを辿っていくうちにイーサンと再会！
「イーサンだー！」
ベイリーのこのセリフ。これだけで大好きだったイーサンとの全ての記憶や愛情を一気に思い出した事とベイリーの半端ない喜びを感じてもう号泣。
よかったねー。よかったねー。ここで終わりじゃあ全然ないんだけど、ここでひとまず大満足してしまう。
犬目線からの風景。黄金色の麦畑。太陽の光。何故か風と土のにおいも感じられる程ののびのびとした輝く風景。
ラッセ・ハルストレム監督の作り出す美しい風景と素朴な人々との融合はストーリーを置いておいてもどこかほっと癒される。
大号泣も相まって、観た後はスッキリ爽快。
ただひとつ気になるのは、犬が主役だからといって猫に厳しすぎやしないかぃ？というところ笑。
