2021年最初の映画鑑賞はAmazon Prime配信の本作。2020年に見ていたらベストに入ってたレベル。
ある日メタルバンドのドラマーが耳が聞こえなくなり、デフコミュニティを通じて生きる希望を見つけていく。
なんといってもこの作品は、「ろう者」を単なる身体障がい者として描くだけで終わらず、そこにある「ろう者文化」に焦点を当ててコミュニティの重要性を訴えている。
主演のリズ・アーメッドが難しい役柄を完璧に演じている。さらに現在賞レースではデフコミュニティの運営者を演じるポール・レイシーが助演男優賞で話題に。って初めて聞いたわこの方。
ラスト、静寂に包まれた時、なぜか安心感に包まれた。