いや素晴らしいまじですごい。観ようか迷ってる人ぜひ観てください。
音が聞こえなくなることの怖さがとんでもないくらい伝わってくる。
実際の音と、主人公が聞いている音の違いの表現の仕方がひたすらうまい。
音の対比を操ることで彼が感じていることがこちら側にありのまま伝わってくるという演出、、完全にやられました…すごい映画だ…
わたしも聴力を失いかけたことがあって、その時の感覚と恐怖が蘇ってきて気が気じゃなかった。
音楽が一番好きで、音楽を聴けなくなったら何を楽しみにしていけばいいんだろうって不安が押し寄せたのを思い出すのと同時に、ルーベンの想いも痛いほど伝わってきて本当に本当に辛かった。
ミュージシャンにとってのそれは、わたしが味わった恐怖よりも想像を遥かに上回るものなんだろうなと思うと、半端なく怖くなって心拍数ずっと高めで観てた、、、
※ここからネタバレ
「ただ時間だけがすぎていくんだ、自分の人生は誰も守ってくれない」って訴えたルーベンを見てて苦しくなった。絶え間なく前だけを見て真っ直ぐに生きてきた彼は立ち止まってゆっくり考える暇なんて自分に与えたくなかったんだ。
彼女がお父さんとピアノで歌うシーンでの音の対比が本当に悲しくて悲しみのピークがきた😭リズ・アーメッドの演技力半端ない。顔だけであんなに表現できるなんて。
聞こえれば全てが元に戻ると思ってたのが違ったんだよなあ、、
手術によって本来の音が雑音のようになってしまう世界より、目で見たものに音が出ていることを想像した方がルーベンにとっての幸せなのかもしれないっていう終わり方ね、しんどすぎ😭だってドラマーだったんだよ😭😭
はあ、、つらかった、、、
ここまで全てが素晴らしい映画はなかなかないと思ったしこんなに息が詰まって呼吸が浅くなる映画初めてだったから星5です。
