オープニングシークエンスが良く、期待度を高める。血にまみれた犯罪ものか?と思いきや意外と淡々と人間ドラマを描いていく。だが、時折ハッとさせられるシーンが登場する。公園の鳩のシーンとか… 目のクローズアップの美しいシーンとか…
ダイヤ業界について、全くの無知だったので興味深い内容で引き込まれてしまった。
主人公がパリからアントワープへ向かう電車のシーンと全く同じカットが後半出てくるのだが、主人公に感情移入したのか、全く違った景色に見えた。これも、監督の意図であろう。
ツッコミどころはいくつかあるが、荒々しくカッコいい映画!
これから追いかけていきたい監督が誕生!