このレビューはネタバレを含みます
なんでも知っていて、破天荒で、子煩悩な父親と芸術を愛し子どもたちを愛し、自身も子どものような母親。
生活はぶっ飛んでいて父親の知性豊かな言葉が子どもたちに学びを与え魅力満載の家庭に見えた。
でも内実は4人の子どもに学校にも行かせない食事も用意しないネグレクト状態。アルコール依存性で仕事が続かない父親と家事も育児もせず絵を描くばかりの母親。
実話ベースの映画ということで考えさせられる。
ラストでは兄弟姉妹たちと仲良く子ども時代の生活と父親について笑って話していたけど、過去を楽しめるようになるまでそれぞれが相当苦労したのは容易に想像できる。