ガラスの城の約束の作品情報・感想・評価

「ガラスの城の約束」に投稿された感想・評価

GreenT

GreenTの感想・評価

1.5
ブリ―・ラーソン、ウディ・ハレルソン、ナオミ・ワッツときたら、センチメンタルな家族モノ?と思ったが、予想通り面白くなかった。ブリ―・ラーソン演じるジャネットの家族がこうだった、というエピソードは満載なのだけど、それが昇華していくわけではないので、「ふーん、こういう家族だったのね」という感想しか思い浮かばない。

ある意味これは真実で、しょーもない親が改心するわけでもなく、子供たちが大人になってから親を理解し、許せるようになるとは限らない。家族というものは、お互い「しょーもないな」と思いながらも縁が切れないものであるだけで、起承転結があってなんらかの結末があるわけではないのだ。

原作が回想録ということからも、ジャネットの個人的な家族に対する想いを書いたのだろうから、それをそれとして楽しめるならいいけど、私にはあまりに個人的過ぎて全く興味が湧かなかった。パーティとかで、良くしゃべる人が自分の家族の話を「うちの家族変わっているでしょ~?」ってトーンで延々と話しているような感覚。

確かに「あり得ない家族」ではあるが、この世代の人は「結婚して子供作るのが普通」みたいな感じで、「画家になりたいから独身でいよう」とか、「遊んでいたいから結婚はしない」とかあんまりそこまで考えてない時代で、程度の差こそあれこういう「その日暮らし」的家族はあった。うちもある意味こんな感じだった。

そんなジャネットとお父さんの関係を、子供時代と、成人してニューヨーク・タイムスのライターになった現在をフラッシュバックで交互に見せているのだが、私はどちらかと言うと、学校にさえ行っていなかった子供たちが、どうやってまともな暮らしを手に入れたのか、そっちを知りたかった。

最後、ジャネットはサンクス・ギビングに自分の家族を呼んで、食卓で家族が昔のお父さんのトンデモ・エピソードを和気あいあいと語り合い、ジャネットはちょっと泣きそうになる、という何とも陳腐なエンディングになっている。ブリ―・ラーソンが笑顔でみんなの話を聞いている感じ、兄妹たちがお父さんのトンデモ・エピソードを面白おかしく語ると、長男の嫁さんが「え~そうなの?」なんてナチュラルな反応をする感じが、ムズムズする。
yurina

yurinaの感想・評価

3.9
はじまりへの旅のように親を選べない子供について考えさせられた。結局幼少期の楽しかった記憶はどんな環境であれ当人たちにとっては大切な思い出であり、人格形成の礎となってるんだよね。うーーんなんかこうゆうストーリー見たあとはすごい考えさせられる。自分の置かれた環境は本当に恵まれているし幸せなんだと再認識。ナオミワッツはいつでも綺麗だし、ブリーラーソンの葛藤の演技が良かった。
StanDaishi

StanDaishiの感想・評価

4.2
「ガラスの城の約束」試写会に招待していただき鑑賞してきました。
家族や愛について考えさせられる。特に親かな!
親の教えが全て正解ではないけど、もちろん不正解じゃない。それに親は子供にとって一生必要な存在で、先に親が死んでも「記憶」や「教え」として子供の中に残るものだと気づかされた😊
毒親とは自身の無自覚な心の闇に子供を巻き込む事である。共依存の毒親夫婦により忠誠葛藤に苦しむ子供は精神的虐待の沼でもがき苦しみ続ける。
しかしながら本作の主人公の唯一の救いは兄妹がいたこと。毒親の親もまた毒親である確率は高く、毒親と虐待は連鎖する。日本の様に核家族化が進むと田舎だけでなく、都市部でもこの様なケースが最近はネットを通じて表面化して来てはいるもののほんのごく一部であろう。それは心を蝕み鬱病を発症する若者の数を見れば明らかだ。皮肉にも彼女もまた心の闇を自叙伝という作品表現で自己救済を図っているのは実母と同じだ。子供は親を選べない。過ぎ去りし幼少期の中に存在した楽しかった瞬間は真実であり、自尊心は傷つけられながらも人格形成が成されて今がある。両親を否定する事は自己否定に繋がる。これは真の精神的自立の物語なのだろう。キャプテン・マーベルしかりブリー・ラーソンは強い女を演じるのが上手い。
natsumi

natsumiの感想・評価

3.9
家で一人でNetflixでながら見なのに泣いた… 父レックスは仕事をクビになる度に家族を連れ「引っ越し」をし、子供達を学校に行かせず自立させる教育という名の育児放棄。自分の反消費社会の哲学と酒に酔う父、酔っ払った夫に暴言を吐かれても彼を愛する母、そして自分たちを育てる気がない両親に失望してニューヨークに逃げると決める兄弟たち。ウディハレルソンはクズだけど嫌いになれない、寧ろクズすぎて可哀想に思えるキャラを演じるのが本当に上手い。ブリーラーソンも上手かった。レックス程ではないが周りと比べて教育方針が変わっていた自分の父。熱血で博識であるゆえに自分の考えを押し付けるようなところ、怒り方、所々父を思い出すようなところがあって辛かった。実話ベース、苦しすぎる。
モカ

モカの感想・評価

4.0
ファントム・フィルムさんにご招待いただきました。しみじみ系で深く考えさせられる作品。
後半はほぼ感涙。

無責任なロマのような家族から逃げるためNYCへ行ったのに、結局は親の呪縛から逃れられず苦悩するジャネットの姿。
『ショート・ターム』と同じく、ものすごくリアルでドキュメンタリーのようなので、家族関連でトラウマがある人は見ないほうがいいです。

これを今の時代に公開とは、かなり賛否が割れたと思う。
外野から見れば完全に虐待でしかないし、確実に親は逮捕される案件。
結構な毒親だったけど、そこにもちゃんと愛はあったよ!って説明するのは簡単なんだけど。

音楽も良いし、映像も綺麗。何より子どもたちがとっても良い!
イアン・アーミテージくんと、セイディー・シンクちゃんが出ているので、海外ドラマ好きにはたまらない♪
大人の兄弟キャストもジャネットに飲まれることなく好印象です。

何よりブリー・ラーソン!同じくオスカー女優で親友のジェニファー・ローレンスやエマ・ストーンとは全く違った存在感。
まあまあ美人だけど、とりわけ特徴的な容姿や演技というわけでもない。(ごめんね!!)

逆にGirl Next Doorな存在で透明感あるので、どんな作品にもぴったり染まる素晴らしい女優さんだなといつも感心している。

今回のミスキャストはナオミ・ワッツかな。
高齢メイクでも美人すぎるので、お母さんのクレイジーな感じをかなり弱めてしまっていた。。
シアーシャ・ローナンの『追想』に出てくる、旦那のお母さんくらいインパクト欲しい。

ウッディ・ハレルソンはいつもと変わらず、もちもちなお肌をしているよ・・・

ちなみに原作のあらすじを読んでみたら、末っ子のモーリーンはローズマリーを刺そうとして逮捕され、精神疾患者のための施設にいたらしい。
そして出所後にカリフォルニアへ移転したんだそう。
これであの唐突な電話の理由が分かったね。

ガラスの城はレックスの理想郷。
家族にも夢を追いかけることを強要しているのに、実は自分が一番疑念を持っていて、それを払拭するために酒に逃げ込んでいただけ。
悪魔を追い払いつつたどり着いてみたら城でもなんでもなく、触れもしない透明な蜃気楼だった。

でも、そこにたどり着くまでの道のほうが大事なんじゃない??
途中までしか観てないけど、これがもし"それでも家族はいいよ"とか"これら全部まとめて私の人生"みたいな説教臭い映画ならその場で屑籠に放り込むべきだし、冒頭30分くらいは取り敢えずそんな臭いがした。
DQN親父やけど、それでも父親やから、みたいなのは背筋がざわざわするほど嫌い。
Mayu

Mayuの感想・評価

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画面が暗くてよくわからんかったwww
家族のあり方はいろいろあるよな
KarimF

KarimFの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

子どもがたくましく賢く育って良かった!
でもこういう、死ぬ間際になったから和解できたり美談にできる話にはやや飽きてきた。
ゴッチ

ゴッチの感想・評価

3.8
ファンキーな両親に育てられるも兄弟それぞれが違う価値観を持ち成長していくも家族の絆は形を変えても普遍。
万国共通の話。
ブリーは無敵のスーパーヒロインやっても、インディ映画にも出て欲しいなぁ。
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