このレビューはネタバレを含みます
本映画の内容理解についての参考記事として以下にリンクを貼ります。興味があれば是非参考にしてください。
※ちなみに自分は本記事全てに賛同しているわけではありません。
https://movie.maeda-y.com/movie/01461.htm
◆自分の感想としては、本映画は米国政府によるイラク戦争開始の真の理由の一つ（最大の理由かは勉強不足のため不明）である、石油利権獲得という側面に（おそらく）一切触れられていないのが気になった。とはいえ大量破壊兵器言説のでっち上げを「暴く」など少なからぬ見所があったため、スコアは3.0でいいかなと。
アメリカはいろいろと問題を抱えているが、自国政府の侵略戦争について、ある程度批判的に取り上げる映画が作れること自体は評価に値する（製作事情とかは全く知らないが）。翻って日本映画において自国の侵略戦争の問題（とくに天皇制）に触れているものはほぼ聞いたことがない。探せばあるのだろうか。
