電通の女性社員や、コロナ禍でありながらオンライン出勤も一部で、働き方改革が進まない閉塞した日本社会。そんな時代で働くサラリーマンに見てほしいドラマです。
疲れた時でも考えないでみられるので、見終わった後は元気がもらえます。主演の福士蒼汰、工藤阿須加くんの顔面偏差値も高いので、嬉しい限りです。
本当に工藤くん演じる青山隆くんのような状態に陥っている若い世代は、一度海外に行って客観的に日本を見たら一発で考え方が変わるかも。
ただ、残念なのは、海外が安直なボランティア、イメージビデオ的な扱いになっているのが非常に残念。ロケ地はバヌアツ共和国ですが、こんな撮り方だったら近場のタイやカンボジアでももっといいものが撮れたのではないでしょうか？
バヌアツ共和国にはもっと深掘りして、それこそそこでしっかり人生観が変わるような体験をしたというストーリーが必要だと思います。火山や大自然、そこで働く現地日本人が沢山います。昔の人食い族の話、裸族、バンジージャンプの元祖など、数えきれません。そういったものを描いてこそ、わざわざ行って撮影するものだと思います。
私がバヌアツに行った時、現地ガイドが、「ここで、福士蒼汰さんが来て楽しんで行かれましたよ〜」と言っていたのを聞き、映画制作者がただ行きたかっただけじゃないか⁈とガチでむっとしたのを思いだしました。
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