希望は無くなるのではなく、見えなくなるだけ。
世の中に伝えたいことだけがシンプルに丁寧に描かれていて、寄り道のないストーリー。
ブラック企業の酷い実態など、まだ21の私にとっては凄く衝撃的だったのと同時に、工藤阿須加さん演じる青山のような人達が今もどこかで耐え苦しんでいるかもしれないと思うと、無力な自分が恥ずかしくも辛くなった。
逃げ出すことは恥ではなく、めちゃくちゃ勇気がいることだと思うし死ぬより遥かに良いと思った。
小池栄子さんの目に涙が溜まってるシーンは台詞と台詞の間なども個人的に絶妙で、凄く惹かれた。
人生生きてれば絶対にいいことがある。と教えてくれる作品。