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斉木楠雄のѰ難のyukkiiのネタバレレビュー・内容・結末

斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

とても楽しい映画だった。良い意味でも、悪い意味でも、安っぽさが目立つ作品。

元々がギャグマンガなため、このチープな雰囲気はとてもよく作風に合っていて見ていて違和感はない…と言いたいところだが、一部の特殊効果や音楽のタイミングなどがあまりにも雑に感じたため、そこには少し違和感を感じたが、ギリギリ許容範囲かな?

近年の実写化でよく言われる「原作再現度」に関しては、右に出るものは居ないレベルで高いと思う。キャラのビジュアルはもう完璧。特に燃堂は本当に素晴らしい…。でも照橋さん変顔しすぎ!そこがちょっと気になった。原作のネタもかなり忠実に本編に取り入れられており、原作ファンもかなり楽しめる2時間となっている。斉木が直接喋っているところは今まで描かれたことがないのでとても新鮮だった…

全体のストーリーは少しまとまりに欠ける印象。結末があっけなく、意味がよくわからないままいつの間にか終わっていた…って感じ。起承転結がもう少しはっきりしてるとさらに面白かったかも。

色々書いたが全体的にはとてもユーモラスで笑いの絶えない映画だったので、賛否は大きく分かれるも観た後に「楽しかった」と思える映画だと思う。

(大の原作ファンです)
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