みさにゃん

ダゲール街の人々のみさにゃんのレビュー・感想・評価

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)
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それぞれの日常、それぞれの日々の営み。例えば、職人達の手つきは手品師さながら鮮やかではあるが、それは決してパフォーマンスではない。彼らの生活の一部である。
鑑賞しながら、商いをしていた祖父母のことを思い出した。ついでに、古い家の重厚な家具や、振り子のついた置き時計や、洋服は仕立て屋でお願いしていたことなんかも。
いつの間に失ったのだろうか?

私も、パンはパン屋で、肉は精肉店で買うのが好きだ。日常でふれるもの、その手触りは大切に、忘れずにいたいと思う。
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