スプリットのタックのレビュー・感想・評価

映画においては悪役なのだろうけど、悲しみに満ちた犯人に惹きつけられてしまう。

解離性同一性障害といえば誰もが思い出すのはビリー・ミリガンだろうけど、私にはこの病気を患う知人がいて彼のこともぼんやりと思い浮かべながら作品を鑑賞した。

その方に起きる変化は時に映画のように劇的で悪い冗談にすら見えることがあるが、それは劇中で再現されていた。
主人公のキャラクター、その苦しみ悲しみとに同情を寄せる気持ちが強いな。
願わくば主人公の罪が許されるよう願わずにいられない。