音楽が少しでも好きな人なら、大半は一度X JAPAN にハマる時があるんじゃないだろうか?
僕自身も、hideのソロが中3の時に大好きになって(すでにhideは他界してたけど)高2くらいからXも聴いた。
特にブルーブラッドっていう1stアルバムは、すごく聴き込んだ。
Xが、復活すると聞いた時は、浪人時代だった。小学校からの友人で、一緒に勉強していた同じ地元の浪人生と、
「受験が終わったら、生でXジャンプをしに行こう。」
と約束をした。
センター試験が終わった瞬間、二次試験があるにも関わらず、YOSHIKIモバイルの会員になって、チケットの先行販売を申し込んだ。
二次試験までの間だった。大学入試のストレスと、すれ違いで、その友達と喧嘩をしてしまい、全く口をきかなくなってしまった。
進学先が決まっても、連絡は取らない。
溝は埋まらないし、埋まらなそうなまま、ライブ当日を迎えた。
一曲目、Tearsで、僕らは揃って号泣。
抱き合って仲直りをした。
そんなことを、思い出す映画だった。
YOSHIKIの自己満の為の映画だと、あまり期待していなかったのだが、冷静に考えれば、壮絶すぎるXの軌跡が、メンバーのコメントを多く交えて描かれていた。
特にhideの存在の大きさを改めて感じ、Toshiもよく戻ってこれたなと、思えた。
「まぁでもまだ生きてるからね。」
って、Taijiの墓の前で言うところは、痺れた。
これからも、世界で活躍してください。