このレビューはネタバレを含みます
最初から最後までモヤる。
「なんで?」と何度も口にした。
いくらでも帰れる場面はあったのに、ナニを期待していたのかね。
修理工場が通常通り営業していたのなら無事に帰れたのだろうか。あれも嘘なのかな。
典型的エログロ作品。
一体どんなバッドエンド、またはハッピーエンドで収まるのかと思って観ていたけど、狂人はめちゃくちゃあっさり死んでしまうし……。
途中の逃走劇だって、車中で女が泣き出してごちゃごちゃ言わなければそのまま帰れたろうに。
妹、今までも同じような事を兄がして来ただろうにセックスするのはノリノリで、あとは大人しくしてたのに何でいきなり助ける気になったんだろう。
身体の相性が良かったのかな。恋したとか。
喋れないとは言えその辺の描写も何もなかった。
兄にこれ以上人を殺して欲しくないという思いなら、まだ十分に助けられるタイミングで逃がせば良かったのに。
まあ映画的にそうしたのだろうけど……。
終始胸糞が悪かった。
普段は善人役が多いマ・ドンソクの猟奇的な演技には☆5をつけたい。