詩が原作ってどんな感じだろうと興味を持って観たけど、淡々と独特な温度感で進む映画だった。
私のこれまでの人生には無かった空気感。
それでもどこか観入ったのは、身近な街渋谷が多く映っていたからだろうなあ。
東京に出てきてから、邦画を観る機会が増えた。いろーんな人が混じっている東京の街が面白い。この映画の登場人物みたいな人たちも生きている街なんだろうきっと。
捨てられることに怯えている美香と、自分の限界を決めてしまってどこか諦めているようにも感じる慎二。そして周りの人々。
大人になると、色んな経験をしてしまうから、生きることの苦しみも知ってしまう。
それでも皆生きたいし恋愛したいんだよなあ。
石橋静香と池松壮亮、最初演技が下手、、?と思っちゃったけど、逆にうますぎてああいう表現になっているのかと納得。
松田龍平格好良かった〜