やまち

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのやまちのレビュー・感想・評価

2.5
世界に無視された人達の物語

最初、怒涛のストーリーと最果タヒの言葉たちにうまく乗れなかったが、中盤からはどこか諦めてない登場人物たちが愛おしくなった。死ぬまで生きるさ、ざまあみやがれとズボンのチャック全開で言う田中哲司が最高だ。

ただ監督のパトスや言いたい事が先走りすぎてる印象。そのためにそれぞれのモチーフがなんか空虚に(あえて?)あとせっかく題名に青、という色が入っているのだし映像美をもっと追求して欲しかったという個人的な思い。退廃的にしたかったのかわからないけれど色彩センスとか夜景の撮り方が全然美しくない。
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