生きる上で絶望を感じている人にほのかに希望を与えるという石井監督がよくやるやつ。
しかし、希望の部分が「頑張れ!」と連呼する現実世界では絶対に売れないであろう低クオリティの歌手が売れっ子になるというありえない展開で描かれていて胡散臭いし、薄っぺらい!
松田龍平のキャスティングは明らかにミスマッチな気がしてしまう。あんなに髪型整えた松田龍平は真面目な男に見えてしまう。もっといかにもジゴロに見える役者を連れてきていかにもなメイクさせればいいのに。
こんなしょうもない映画があるから邦画を敬遠してしまう人が未だにけっこういるのだろう。