これは面白い。サスペンスホラーに必要とされる要素を存分に満たした映画だ。
暇つぶしにサスペンスがもってこいの理由は映画に入り込んで展開を推理したりとにかく入り込める要素が特にあるジャンルだからだと思う。
ドッキリ番組の映画だなんて一口で言ったらB級感が出たり安っぽい雰囲気がしてしまうけど、この映画はサスペンスホラーとしてまさに真っ当な二転三転さらには四転五転する展開を持ち、全く飽きさせない作りを持っていると言える。
この手の映画はネタバレしたら面白さ激減なので、あらすじの域に留めておくが、
落ち目のホラードッキリの番組が視聴率を取るために本物の廃墟を使い一般人をドッキリにかけようとしたらその人が実はサイコパスだったというプロット。
ポスターにある様に逆ドッキリの重ね合わせによって何処までが虚構でどこからが現実なのか。操作していると思っていたらいつの間にか操作されている。この映画を観ればきっとこの言葉に共感するはず。
