最後に第16回「ホラーに負けない会」のお知らせあります。
「hidden figures」原題の方が断然いい。
もっと、こう言う人たちにスポットを当てて欲しい。
アメリカの宇宙開発がソ連に一歩出遅れた時代、差別を受けながらも、類稀な才能と惜しみなき努力により、偉業を達成した黒人女性3人のストーリー。
本作、実話です。私は主役3人を心から尊敬します。
この時代、NASAであっても人種差別が普遍化していたのは、容易に想像できます。
今なお続く人種差別問題ですが、本作においては攻撃的な差別感情は感じず、分け隔てる事が普通であり、誰もそれを疑問視しない
慣例的な風潮みたいなものを感じました。
結果、それも「差別」なんですが…。
何故、黒人と白人のトイレが別なのか?
本作NASAのスタッフに問いかけた時、答えられる人はいないと思いました。
せいぜい「規則」だから…。
対ソ連との競争の中で優れた人材を埋没させる事を考えれば肌の色に固執する考えがいかに前近代的か。
組織においては管理者の役割も重要だと感じました。チームとして成果をだすのに、肌の色は関係ありません。
働きやすい環境整備とメンタルケア、話を聞く事、管理者に求めると思います。
ケビン・コスナーが白人以外専用トイレと書かれたサインを叩き壊すシーンに理解と一歩前進の兆しを見出すことができます。
差別があからさまな環境下、3人は素晴らしい(言葉ではいい表せないくらいの)成果をあげます。
そこには、いろいろなものがついてきます
彼女達の努力は人を動かしました。
終盤に挿入されている有人ロケット打ち上げから帰還のシーンは一変して緊迫感があります。作品の盛り上がりとして最高の演出です。
皆にオススメしたい作品がまた増えました
差別問題を取り上げながらも、配役含めストーリー展開にバランスのとれた良作だと思います。
spcial thanks まいやん-san
➖➖➖ お知らせ ➖➖➖
第16回「ホラーに負けない会」のお知らせです。
日時 5月11日(水)19時〜21時
作品 「ウィッチ」(2015アメリカ)
監督 ロバート・ユガース
主演 アニャ・ティア=ジョイ
今回の選択はreeさんです。
皆さんのご参加お待ちしております。
タグ欄に#ホラーに負けない会とお願いします。
前回はグログロだったご感想多かったなか💦今回はタイトルからも洗練されたホラー作品のイメージ感じます。
皆さんのレビュー、コメント楽しみにしております。