身体中が沸騰したかのように熱くなる作品。自分の顔が紅潮していたのを感じました。涙が出るような、笑みがこぼれるような、憤りを感じるような...作品の中の彼女達と一緒になって、むしろ彼女達になったかのように突き進みながら見ていたと思います。
人は何かを劣等や偏見の対象として位置付けると、それが「イジメ」などの行為、「快感」「不愉快」といった感情を通り越して、もはや「習慣」として捉えるようになってくるのですね。それも、差別感情が気付かれないまま。今もある意味差別はあるけど、前例のないものに対し挑戦するエネルギーが、ネガティブに捉えられてしまっているのでは？と気付きました。あんな偏見が繰り広げられていた中でも、変えようとする人はいたのに。見てて少し情けないなと感じました。
それにしても、サントラもさすがでした。購入します。それくらい良いです。
